UQモバイルの親会社はau(KDDI)

UQモバイルのサービスを提供するUQコミュニケーションズ株式会社の親会社はKDDI(au)です。

au系のMVNOの代表格サブブランドとして、KDDIグループのUQコミュニケーションズが「UQ mobile」のサービスを拡充してきました。

親会社にあたるKDDIも、UQ mobileをサブブランドの一角と位置付け、本腰を入れています。

2016年には、無料通話付きの「ぴったりプラン」を月額2980円から1980円(最大1年間)に割り引き、家電量販店での取り扱いを1000店舗へ拡大しました。

UQモバイルが発足した翌年の7月には「iPhone 5s」の販売を開始しています。UQモバイルで発売されるiPhoneは常に2年落ちの古いモデルとなりますが、割引で安く購入できることもあり人気があります。

参考:KDDI株式会社「

UQモバイルキャッシュバック

UQモバイルの親会社KDDI(au)はなぜサブブランドを強化する?

KDDIがUQ mobileのサービス強化を推進している背景にはMNO(ドコモ、au、ソフトバンク)間では流動がほとんどないが、KDDIからMVNOとY!mobile(ソフトバンク)への流出が見られるからです。

KDDIとしては、完全に他社となるソフトバンク系列のワイモバイルに顧客が流れるより、子会社のUQモバイルのauの回線を使ってくれる方が損失を取り戻してくれるので都合が良いです。

Y!mobileへのユーザーの流出が続く状況を阻止し、auからUQ mobileに出て行ってくれれば痛みが少ないのです。

UQモバイルのau回線利用料はKDDIの収入になります。UQコミュニケーションズはKDDIから回線を借りてお客様に提供する立場にあります。

そこで、UQモバイルでは、端末のラインアップをそろえたり、キャッシュバックなどの積極的なキャンペーンを打ったりしてワイモバイルに対抗しています。

UQモバイルは2016年秋ごろから広告宣伝や出店を強化してきました。その効果もありシェアを急速に拡大してきました。

KDDIの子会社であるため、MVNOが大手に払っている接続料や通信品質の確保で他のMVNOよりも有利に扱われているので他社の格安SIMとは差別化を図れています。

KDDIはUQモバイルの販促を強化していますが、もっとユーザーを増やせとUQコミュニケーションズ側に圧力をかけるようなことは一切ありません。

参考:|UQモバイル公式

UQモバイルの親会社KDDI(au)は強化の一貫でUQスポット店舗を拡大?

UQモバイルに家族で入ろうとした場合、auショップのようにUQスポットのようなリアルな接点があると強いです。

その為、UQスポットの全国拡大を強化してきました。UQスポットの様なショップには根強いニーズがあります。

ただ、UQモバイルがY!mobileと同規模の1000店舗にするかというと、それはないでしょう。

UQモバイルは相撲で例えると前頭です。横綱クラス、大関クラスがいて、前頭で1枚、2枚上がっているようなところなので、ワイモバイルと同じ店舗数を揃えるという考えはありません。

UQスポットを無暗に増やせば経費もかかるし、難しい状況です。数が読めてくれば、もう少し増やす動きはありますが、それでもワイモバイルの1000店舗或いは500店舗といった増やし方はしません。

参考:UQスポット|UQモバイル公式

UQモバイルの親会社KDDI(au)は強化の一貫でCM大量投下?

UQモバイルはCMを放映開始した1年間で認知度が2割から9割に急上昇するほどのテレビCMの大量投下をおこないました。半年でここまで認知度が上がった例はあまりないのではないでしょうか。

一般的なMVNOの姿とはかけ離れたプロモーション費用の掛け方で、前頭であり大手のような体力がないといった新参者をアピールする姿とはギャップも大きいです。

そうした成果は実績にも影響を与えており、2017年3月の新規契約数は当初設定した目標を超え、その後4月、5月も順調に契約数を伸ばしてきました。

UQモバイルは、まず名前を知ってもらうことが最優先だったそうです。

そこで、とにかく『UQ』というブランド名が強烈に記憶に残るような、インパクトのある作りにしようと考えた結果あのような変わったCMとなりました。

表現で工夫したのは、違和感を出すことです。CMの競合は、実は他の通信会社ではなく、前後に流れるCMです。前後より目立って、目に留めてもらわなきゃいけない。そのために人が動かない、シュールな一枚絵の時間を作ったそうです。

もちろん、認知度向上が契約者増にそのまま結びつくわけではなく、以下のような様々な取り組みを進めてきた結果でもあります。

参考:CM|UQモバイル公式

●販売端末にiPhone SEを加えた
●UQ学割を導入して学生向けのプランを作った
●5分かけ放題の「おしゃべりプラン」といったサービスを出した
●UQスポットという顧客とのタッチポイントも拡大

これら一連の施策の相乗効果を発揮しての短期間での急成長を遂げた形です。