UQモバイルのサービスを提供するのがUQコミュニケーションズ株式会社です。

UQモバイルは「格安SIMのサービス名」で、UQコミュニケーションズは「UQモバイルを運営している会社」といった違いがあります。

KDDI傘下のUQコミュニケーションズは元々WiMAX2+方式によるインフラを自社で敷設し、自社で通信サービス「UQ WiMAX」を展開するキャリアですが、実は同社のネットワークはKDDIのauブランドでも活用されており、両社の一体化が進んでいます。

UQコミュニケーションズ社のWiMAX 2+ネットワークは、親会社のKDDI自身が展開している、auのサービスにも積極的に活用されています。

auは2014年より、自社で敷設したLTEのネットワークだけでなく、UQコミュニケーションズのWiMAX 2+ネットワークにも対応したスマートフォンを提供していますが、これはKDDIがUQコミュニケーションズからネットワークを借りることで実現しています。

その逆として、UQコミュニケーションズ側がKDDIのネットワークを借りて提供しているサービスもあります。

それはUQ WiMAXの1機能となっている、より広いエリアでの利用が可能になる「ハイスピードプラスエリアモード」と「UQモバイルのLTE」です。

この機能に対応したWi-FiルーターやSIMカードはKDDIのLTEネットワークにも対応していることから、通信量に制限はあるものの、WiMAX 2+より広いエリアでの通信が可能になります。

このようにKDDIとUQコミュニケーションズは、互いのネットワークを貸し借りしながらサービスを展開しています。

UQコミュニケーションズの社名の由来は以下の通りです。

●世界標準規格のモバイル WiMAX技術を活用した普遍的かつ高品質(Universal Quality)なデータ通信インフラを提供します。
<高品質(Quality)・大容量(Quantities)・高速(Quickness)>

●いつでもどこでも接続可能な通信環境の構築をベースに、多様な企業との連結(U)を図ることでユビキタス(Ubiquitous)ネットワークの発展に貢献してまいります。

●人々の豊かで快適な生活を支援していく。これこそが、未来の通信を支える我々に与えられた使命であると考えます。

参考:UQ WiMAX|UQモバイル公式

UQモバイルキャッシュバック

UQモバイルを展開するUQコミュニケーションズのロゴの由来

「UQコミュニケーションズ」の文字で表されたブルーのロゴマークは、「Universal Quality」という社名の由来から感じる[大らかなスケール感]や[揺るぎない信頼感]を表現したものです。

大地の向こうから一歩踏み出してくるマークは、「UQコミュニケーションズ」がもたらす[新しい価値観]や[豊かさ]を表し、コーポレートカラーは、あらゆる人・企業・ものと一緒に手を結び共に発展していくことができる[協調性]や[オープンな姿勢]を象徴したニュートラルなブルーとしました。

安定した通信インフラにより、お客さまやパートナー企業をはじめ社会全体を支え貢献することを目指す「UQコミュニケーションズ」の意志をシンプルにデザインしたマークです。

参考:|UQモバイル公式

UQモバイルを展開するUQコミュニケーションズの設立の歴史

UQコミュニケーションズ株式会社は、KDDI株式会社が2005年6月に成功したWiMAX実証実験を元に、無線データ通信の事業化を目的として、2007年にワイヤレスブロードバンド企画株式会社(KDDI100%出資子会社)として設立されました。

2007年9月、第三者割当を実施し、Intel Capital、東日本旅客鉄道、京セラ、大和証券グループ本社、三菱東京UFJ銀行などが資本参加し、翌2008年3月に社名を現在のUQコミュニケーションズ株式会社に変更しました。

第三者割当とは新株発行に際して、発行会社の役員・従業員・取引先・提携先・金融機関など会社となんらかの関係がある特定の者に新株引受権を与えることです。

約半年後にWiMAX第一号基地局を設置、2009年2月より始動した「UQ WiMAX」(ユーキュー ワイマックス)のサービス名称で試験サービスを経て、2009年7月1日に商用サービスをスタートしました。

「WiMAX」は、無線通信技術の規格の名称で、「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の略です。

この当時のUQコミュニケーションズの社員はまだ30名ほどの小規模だったのですが、WiMAXの「エリア調査試験」として、全社員で街を駆け回って、各地の通信速度調査をしていました。

まだUQが無名だった頃は営業も技術者も総出で街へ繰り出していました。

その約2年後、2011年6月15日には、UQ WiMAXの累計契約者数100万件を突破しました。さらにその1ヶ月後には、世界初のWiMAX 2のフィールドテストを実施し、現在のUQコミュニケーションズへつながる基盤を急速に固めていきました。

2015年、KDDIバリューイネイブラー株式会社と合併し、WiMAXとUQモバイル、2つの事業を展開する企業に変わりました。

参考:UQ WiMAXの現状と WiMAXの高度化について – 総務省

UQモバイルを展開するUQコミュニケーションズの所在地

UQコミュニケーションズ株式会社は、東京都港区に本社を置く無線データ通信事業を行うKDDIグループの電気通信事業者です。

〒108-0075
東京都港区港南2丁目16番1号
品川イーストワンタワー18階

参考:UQコミュニケーションズ株式会社

当初UQコミュニケーションズの社員は34人でしたが100名体制に増強し、2008年4月1日には品川イーストワンタワーに移転しました。

社員の大部分はKDDIからの出向などでまかなうことになりました。他の株主からも出向や中途採用などを募って社員を増やしてきました。

2008年夏には営業部隊なども増え、200~300人体制になり急速に拡大していったのです。

UQモバイルを展開するUQコミュニケーションズの会社概要

社名 UQコミュニケーションズ株式会社
(英文名称:UQ Communications Inc.)
代表者 代表取締役社長 菅 隆志
社員数 490名
設立 2007年8月29日
資本金および資本準備金 1,420億円
事業内容 電気通信事業
事業所 本社:東京都港区港南二丁目16番1号 品川イーストワンタワー
本社アクセスマップ
北海道支店、東北支店、中部支店、関西支店、中国支店、九州支店、北陸事業所、四国事業所
主要株主
KDDI株式会社
東日本旅客鉄道株式会社
京セラ株式会社
株式会社大和証券グループ本社
株式会社三菱UFJ銀行

参考:WiMAX提供会社一覧